「永く使える、日常の相棒鞄を作ります」
NORDFELD(ノルドフェルド)は、栃木県那須塩原市に工房・SHOPを構える手作りの革鞄屋です。
店主:北野が革の裁断から縫製と完成まで一人で、一つ一つ丁寧に仕上げます。
私たちが使うのは、イタリアのサンタクローチェ地方で、熟練の職人さんによって
時間をかけて作られたオイルのたっぷりと入った植物タンニン鞣しの革。
質が良く肉厚で、ついつい触りたくなる手触り、作っていても使っていても
楽しくなる革です。使う毎に色艶が増して、使う人に馴染んでいく。
そんな変化を楽しみながら気兼ねなく、毎日使える革製品を作っています。
そして、永く使ってもらうために、NORDFELDの製品は可能な限り修理
も承ります。いつでもご相談ください。
「出来立てをお届け 工房・ショップ」
2017年11月、栃木県は黒磯に工房を兼ねたお店を構えました。
ずっと家具屋さんの倉庫として使われていた建物を、大工さんの力を借りて地盤を作り
夫婦で壁や床などに手を入れて、友人の力も借りて少しずつお店を作っていきました。
お店に入ると、革の良い匂いがしてハンマーの音、ミシンの踏む音と共に
鞄を製作している店主がすぐ側に見えます。そんな風に製作している風景を
見ながら、出来立ての鞄やお財布などの小物たちをじっくり見ていただける場所です。
ちょっとしたセミオーダーも承っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
私たちがお店を構える「黒磯」は、すぐ向こうには那須の山々が見え、川が側を流れる
自然溢れる土地でありながら、COFFEE SHOPやアンティークショップ、花屋さん
ゲストハウスなど沢山のお店が並んでいます。
私たちもその一角にお店を構えながら、日々刺激を受けています。
お越しの際は、ぜひ黒磯の町を楽しんでいただけたら嬉しいです。
PROCESS
① 革をけがく
革の表情や繊維方向を考え、
型紙に沿ってけがいていきます。
② 裁断
けがいた線に沿い、革を裁断します。
③ 染料入れ、磨き
革のパーツが全て揃ったら、コバに染料を入れ丁寧に磨いていきます。
④ 漉き
⑤ 刻印を入れる
⑥ 金具取り付け
ストラップを取り付けるためのDカンや、錠前などの金具類を取り付けます。
縫製部分等、仕上がった際に形が綺麗に出るよう、革の厚みを漉き機で調整します。
真鍮の型に熱と圧力を加えて、NORDFELDの刻印を入れます。
⑦ 縫製
パーツを一つ一つ組み、
縫い合わせていきます。
⑧ 成型
形を整えます。内縫いの場合は、
ひっくり返し、しっかりと形を
出して成型していきます。
⑨ 仕上がり
最後に全体のバランスを見て、
出来上がりです!
店主:北 野 憬
小さい頃から大工の祖父に憧れ、職人の道を目指す。
父が学生の時から使っていた革鞄がきっかけとなり、手作り革鞄工房HERZに入社。
11年間、鞄職人として革鞄小物を製作し、製作責任者、新しい工房兼店舗の立ち上げなどの経験を積む。
毎年何度と訪れていた那須塩原の黒磯。「この土地で自分のお店を構えたい!」と2017年夏、那須塩原に移住。
同年11月19日にお店をオープンしました。